1月 18th, 2014年
長期預かりの猫さん
2014-01-18
1/15より1ヶ月間の予定で、猫さん(チョコちゃん)を預かっています。
去年の春過ぎ頃から「糖尿病」で通院治療をしているチョコちゃんですが、飼い主さんのご都合で
1ヶ月の預かりとなりました。
来院当初は「糖尿病」で調子が悪く、体重も3.5 kgほどに減っていましたが、インスリン治療によって
次第に調子を取り戻し、約半年で体重は5 kgを超えるまでになりました。
最近までずっと調子が良かったので、今回の長期の預かりのストレスで調子を崩すことが心配です。
病院側として少しでもストレスを軽減する努力が必要ですね。
預かりの当日はやはり新しい環境が不安なのか、少しでも落ち着けるようにと準備した動物用の
ホットカーペットを敷いた箱の中でじっとし、準備した食事も少ししか食べませんでした。
(下の写真はだいぶ慣れてきたタイミングで撮影したものです。)
翌朝、飼い主さんが少しの時間だけ面会にきてくださった時はゴロゴロとのどを鳴らし、安心した様子で
食事を少し食べてくれました。
その後、飼い主さんの面会で緊張が解けたのか、チョコちゃんの部屋に入ると、箱からでできてくれ、
顔や体をすりつけてくるようになってくれました。
今日で3日目ですが、だんだんと新しい環境で慣れてきたようで、食事もよく食べてくれます。
普段、飼い主さんとよく遊んでいるというおもちゃにはまだ反応してくれませんが、運動不足になるの
も困るので少しずつチャレンジしていきたいと思います。
1日2回のインスリンの注射もおとなしくさせてくれるので、長期の預かりとして良いスタートができた
と思いますが、元気におうちに帰れるようにまだまだ油断せずに、チョコちゃんと一緒に頑張ります。
チョコちゃんの今後の様子も定期的に報告したいと思います。
くうた動物病院 院長